毎年この時期になると話題になるユニクロユーの新作。
ユニクロが提供する、ベーシックとはまた違ったトレンド感のあるユニクロユーシリーズですが、やはりすべての商品が買い!とはなりません。
今回は、ユニクロユーのコンセプトを理解したうえで、買うべき理由を精査し
・なぜユニクロユーは人気なのか
・購入するときのポイント
・20年春夏のおすすめ商品
こんな内容で解説していきたいと思います。
目次
UNIQLO U(ユニクロユー)が人気な理由とは
そもそも、ユニクロとは普遍的でベーシックなアイテムを自社で開発しリーズナブルな価格で提供し成長した企業です。
今や日本のSPA企業の代表ともいえるユニクロですが、ユニクロの強みは何と言っても値段に対する商品のクオリティーだと思います。
これは、自社で素材一つ一つを開発しており、自社の生産ラインを持っているからなせる業です。
企業が良い素材を使って服を作ろうとすると、素材代が洋服に乗っかるので必然的に値段が高くなります。
しかし、ユニクロは自社開発した素材を使うので、値段を相場より下げることが出来ます。これは、トレンドに左右されないアイテムを作っているユニクロだからこそ費用対効果が現れる戦略です。
一度開発した素材を毎年使うからこそ、ペイできるという事です。
UNIQLO U(ユニクロユー)とはどんなライン?
前述した通り、ユニクロは高品質な商品を安く作る環境が整っています。ここにトレンド性を持たせたコレクションがユニクロユーです。
デザイナーはクリフトフ・ルメール氏が率いるデザインチームとなっています。ルメール氏は自身のブランド、ルメールのデザイナーであり、エルメスのデザインも担当したことのある人物です。(めっちゃ簡単に言うと)
ハイクオリティ、低価格、エルメスのデザインもしてたルメール氏がデザインとなったらそりゃ人気になりますよね。
本当にルメールさんデザインしてるの?
これは個人的に思っていることなので定かではないのですが、私はルメール氏がデザインに関わっていることはほとんど無いと思います。
理由は簡単、全然ルメールブランドのデザインじゃないから。あと、日本のトレンドに寄りすぎてるから。
恐らく、ライセンス契約的なのだと思っています。違ったらごめんなさい。(笑)
UNIQLO U(ユニクロユー)を購入する時のポイント
これは、ユニクロユーだけではなく、ユニクロを買う時のポイントとほぼ同じになります。ユニクロの唯一の弱点は、人と被る事とデザインでユニクロとすぐばれることです。
これだけ安くて、機能性も良くて、デザインもかっこ良かったらそりゃあ人と被りますよね。どんなにかっこよくても、みんな同じ服着てたらそれはもうベーシックです。
特に、今はSNSなどで簡単にシェア出来ますので、人気のインスタグラマーがおすすめなんかしたらみんな買いますよ。ユニクロなんてどこにでもありますから。
ユニクロで人と被らない方法
ユニクロで人と被らない方法は一つだけです。ユニクロって気づかれない事です。(笑)
例えば、ユニクロユーの新作で毎年人気のセットアップシリーズ。セットアップって、おしゃれだしかっこいいけど、ハードル高いですよね。でもユニクロで買えたらなんとなく挑戦したくなりますよね!
ぱっと見かっこいいです。中に白T着て、スニーカー履いて、なんて考えますよね。でもこのサイドのパッチポケットと胸ポケットよく見てください。このポケットの型ってザ・ユニクロですよね。
あと、ボタンの素材、ラペルの型。すべてユニクロの象徴です。ユニクロはアウターを買うとばれるからダメと言いますが、アウターでもわからないものもあります。こういう、ローコスト、大量生産だからこそ出てしまう、型やパーツの使いまわしアイテムは買わない方が良いと思います。
ちなみに、こういった理由からルメールはほとんどデザインに関わっていないと思っちゃうんです。
2020年春夏 UNIQLO Uおすすめ商品
今回のコレクションで思ったことは、60年代のアメリカ色が強いということ。大分、ビンテージをサンプリングしているなと感じました。
ちなみに、毎年出るワイドフィットTシャツとかワイドフィットスウェットシャツとかは年々微妙になってきてますね・・・。完全に企業目線のリスク回避商品です。
ドリズラージャケット
ユニクロ初登場!ドリズラージャケットです。60sのマクレガーをサンプリングしていると思います。襟の付き方もポケットもキレイ。
裾と袖のギャザーも良い感じです。
寒いときはコートの中に忍ばしてもかっこいいです。むしろミドルレイヤーとして使いたい。
そしてこのドリズラーは、19SSのルメールのコレクションでライトウールを使ったドリズラーにもちょっと似てます。
ミドルゲージVネックカーディガン
これまた60sのレタードカーディガンをサンプリングしてます。ボタンも猫目ボタンを使っていて拘りが見えます。本家のレタードカーディガンは、どうしてもウールのチクチクがありますが、こちらはコットンベースなので嬉しいです。
レタードカーディガンの特徴は、ボタンを開けた時のシルエットがきれいな事です。
襟から裾までまっすぐ落ちるのでカットソーとの相性抜群です。これなら夏場のオフィスの冷房対策にもなるので年中活躍する気がします。
色はこのベージュが60sのオリジナルっぽくてかっこいいです。
ワイドフィットタックテーパード
毎年、パンツが豊作なユニクロユーですが、今年は不作でした。このワイドフィットタックテーパードも思ったよりも太い!あと素材が薄くてシャカシャカしてる感じです。
なので今時期じゃなく、夏にTシャツ一枚にこのパンツとかが相性良さそうです。足元もリカバリーサンダルが絶対かっこいです。これはスニーカーや革靴はちょっと合わないかもしれません。
まとめ
今期は、パーカーの値段が1000円上がって、4000円になってましたね。フードが2枚仕立てになって立ちも良くなりましたが、あのカットソーと同じ素材なのが許せない・・・。
パーカーなら断然ギルダンの方が良いです。
数ある中から、3つに絞った理由は皆さんの買いすぎ防止の為です。(笑) ユニクロユーは安くてトレンド感があるから、結構大量に買っちゃうこともあるんですよ。でも実際は全然着なかったりしますよね。
安くて高品質だからこそ、しっかり精査してお買い物してくださいね!