スニーカーブームの昨今、プライベートで革靴を履くことも少なくなったのではないでしょうか。ここでは、革靴の魅力を再確認すると共に、おすすめのブランドを紹介していきます。
目次
革靴の魅力
革靴の魅力は何と言っても、その上品さにあると思います。
普段の服装に革靴をプラスするだけで、大人の男性に必要な上品さを演出してくれますし、コーディネートの幅も広がります。そんな革靴の魅力をもっと掘り下げていきたいと思います!
履き心地
まず革靴で欠かせない魅力としては履き心地の良さです。
自分の足に合うように革が伸び、自分の体重で靴底が沈み、自分だけの履き心地になります。自分の足になじんだ革靴は何よりも履き心地が良く、長時間歩いても疲れません。
また、革は通気性が良く、足も蒸れにくく靴の中はいつも快適です。
足は背中などよりも汗腺が5~10倍あるので、非常に汗を掻きやすい場所です。そんな場所を密閉することは匂いの原因になります。そういった意味でも革靴は非常に優れているポイントです。
革靴はサイズ選びがかなり重要です。日本人は足幅が広いので、スニーカーは幅に合わせて買うことも多いと思いますが、革靴は足長に合わせて選んでください。多少幅がきつくても、後々伸びてきてフィットします。最初から幅に合わせて大きめを買ってしまうと、靴ずれの原因や履き心地も良くなりません。
普遍的
革靴は普遍的です。どういうことかと言うと、革靴のデザインというのは100年以上前から変わっていません。それはこの形がもう完成されているからなんです。基本的に革靴の形は、
・プレーントゥ
・ストレートチップ
・ウイングチップ
・Uチップ
・ローファー
・モンクストラップ
この6型です。この型の中から選んで頂ければこの先ずっと履ける1足が手に入ると思います。これが革靴の“普遍的”と言われる理由の一つです。この6型について簡単に説明します。
プレーントゥ
プレーントゥはその名の通り、つま先に何の飾りもないシンプルなタイプです。革靴の代表格とされており、オンでもオフでも活躍する、1番使いやすいタイプの革靴です。
ストレートチップ
つま先に1本線が入ったタイプです。ストレートチップはフォーマルな場で履かれることが多く、少しかしこまったイメージです。1足あると冠婚葬祭でも使えて便利ですし、あえてカジュアルな服装に合わせて”外し”にも使えるので重宝します。
ウィングチップ
つま先が鳥の羽のように、W型の装飾があるタイプです。つま先にメダリオンという穴飾りも施してあり、おしゃれな1足です。元々はワークブーツで使われていた為、よりカジュアルなイメージが強いです。
Uチップ
甲の切り替えがU字型になっていることからUチップと言われています。別名モカシン。個人的には1番好きな型です。ドレスにもカジュアルにもフィットし難なくおしゃれに仕上げてくれます。
ローファー
元々は怠け者の意味であるローファー。その名の通り、紐が無く簡単に脱ぎ履きすることができます。日本では学生が履いているイメージが強いですが、列記としたアメリカントラッドシューズです。
注意点として、ローファーはサイズ選びが難しくぴったりで買わないとのちのち緩くなり踵が脱げやすくなります。
モンクストラップ
モンクとは修行僧の意です。彼らが履いていた靴をヒントにその名がつけられました。甲にストラップと大きめを金具で止めたデザインが特徴的です。先ほどのローファーと違い、こちらはブリティッシュトラッドな1足です。
育てる
革靴の醍醐味と言えば、”育てる”という事です。
ここがスニーカーと大きな違いが出るところではないでしょうか。
スニーカーは大量生産の為、セメンテッド製法、バルカナイズド製法で作られることが多く、コストは下げられますが耐久性がイマイチです。
また、底の張替えがきかないで、基本的には消耗品になります。革靴の場合は基本的に、本体とソールを縫い合わせているので底の張替えが可能です。
また、アッパーも革なので手入れ次第では半永久的に履き続けることが可能です。
革靴でもセメンテッド製法の靴はあります。プロが見れば一目瞭然なのですが、昨今は技術の進化により見た目では判断が難しい場合があります。セメンテッド製法だが、飾りとして縫い糸を付けている場合など。
買ってから修理が出来ないことに気づくと遅いので、わからないときは店員さんに聞いた方が良いと思います!
おすすめブランド3選
革靴の魅力について紹介してきましたが、ここではそんな魅力が詰まったおすすめのブランドを紹介していきます!
おすすめのポイントとしては以下の2点です。
1.コストパフォーマンス
コスパとは、安くて良いものに使われがちですが、本当の意味でコスパが良いとはどういう事なのでしょうか。仮に5000円なのにすごくおしゃれな革靴があったとします。
ぱっと見は良いかもしれませんが、安いのには理由があります。革質が悪い、内張りは合皮、セメント製法などなど。これだとほぼ合皮の靴と同じです。
ここでのコスパとは、ある程度のお金を払ってでも買いたい!買う価値のある物を指します。
5000円で履き心地も悪く、1年しかもたないものと、5万円したけど、履き心地も良く、手入れしながら向こう30年履けるものどちらがコストパフォーマンスが良いですか?
2.定番の型
これはすごく大事です!おしゃれでトレンド感もあり、作りも良くて文句なし!と思っても、流行りはいずれ去っていくものです。
製造上、一生履けたとしても履く気になれない型じゃ意味がないですよね。ワイドブリムハットはどこへいったのやら。
エルメスにもオーダーされる実力派“パラブーツ”
靴を足に合わせる、その逆はあり得ない。それがパラブーツのこだわりです。体全体を支える足は、常に緊張にさらされており、質の悪い靴や足に合わない靴は多くの病気を引き起こす原因となります。
パラブーツの靴は全て、足の形状を徹底研究して作られています。そしてパラブーツのお膝元、フランスでは足専門医から推薦されています。
また、パラブーツは革からソールまですべてフランスの自社で製造しています。晴れの日も雨の日も全天候に対応しており、どんなシーンでも履けます。
そしてなによりかっこいい!こんなに履き心地や製造にこだわっているのにかっこいいなんてずるい!
これは私が10年履いているパラブーツですが、まだまだ現役です!最後は一緒に火葬してもらいます。
インドネシアの本格イギリス靴”ジャランスリウァヤ”
読み方難しすぎません?それはあなたがインドネシアに対する教養が足りないからです。
もともと、インドネシアはオランダの植民地だった為、軍用のブーツを製造していたのが起源です。その後、創業者の息子が、イギリスで修業をし今のジャランスリウァヤが誕生しました。
つまり、イギリスやフランス製の靴と変わらないクオリティだけどインドネシアで作ってるから安く作れるんです。
しかも、アッパーカーフにはフランスのデュプイ社やアノネイ社のものを使っているので革質も最高です。堅実なイギリス靴が3万円台で手に入るのはこのブランドだけだと思います。
デュプイ社もアノネイ社も現在は、”革物の王”エルメスの傘下にあるタンナーです。それほど品質の高いタンナーという事が伺えます。
ステッチの均一さは世界一クロケット&ジョーンズ
高い靴はすべて作りが良いと思ったら大間違い。
某アメリカ靴は10万もするのにステッチの感覚はバラバラ、踵の高さも違うなんてことはざらにあります。これを味と捉えるかは、各々ですがやはり作りが良いに越したことはありません。
アッパーは、血筋や傷の無い良質なカーフを使うのはもちろん、内張りの素材にも最高級のカーフを使っているので足馴染みはバツグン。
またヒールカップが小ぶりなので日本人にも履きやすいのがポイントです!これだけの作りで10万円を切るのはうれしい!
現在は超一流ブランドの靴製造もおこなっており、OEMとしてもイギリス本国の評価も高い。
まとめ
靴は上を見たらキリがありません。既製品でも20万を超えるものや、ビスポークでは100万を超えるものもあります。しかし、このように10万円以下でも十分長く履ける靴はあります。是非、自分だけの1足を見つけてください!