大人になるにつれて結婚式に参加することも多くなると思います。
結婚式の招待状が届いたとき、一度は結婚式の服装マナーについて調べたことはありませんか?そこであなたは思ったはずです。
結婚式のルールってこんなに厳しいの?
そこで今回は巷に溢れてる男性ゲストの、服装マナーを検証していきます。
目次
巷に溢れている結婚式の服装マナー
よく、男性ゲストが結婚式に参加する際のマナーとして言われるのが以下の4つです。
・スーツは黒か濃いネイビー
・シャツは白もしくは淡いサックス
・ネクタイはペイズリーなどの柄々したものNG
・靴は黒の内羽根ストレートチップ
想像してください。ゲスト席全員この格好だったらどうですか?地獄絵図ですよね。
こんな右習えな服装は本当に新郎新婦に喜ばれるのでしょうか。
出典元:https://www.amazon.co.jp/
では、ひとつひとつ掘り下げていきましょう!
スーツは黒か濃いネイビーというのは古い
出典元:https://www.global-style.jp/enjoy-order/?p=13597
よく、スーツは黒か濃いネイビー、もしくは目立たないストライプにしましょう!と書いています。
はっきり言って、黒のスーツで来る人はおじさんもしくは服に興味のない人のみです。少なくともこの記事を読んでる方は服に興味があるので黒のスーツはやめましょう。
また、黒のスーツはやめた方が良いのはもう一つ理由があります。
それは、礼服の黒は普通の黒いスーツじゃないからです。礼服は光沢の無い黒で”漆黒“です。つまり、仕事用の黒いスーツがあるからと言って、それを着ていくと逆に中途半端になってしまいます。
改めて買うにしても礼服なんてあまり使う機会がないので、わざわざ買うまでもないという考えです。せっかく買うなら若々しいネイビーやグレーが良いと思いませんか?その方が普段も使えますよね!
また、新郎新婦は会場を華やかにしたいと思っているので明るいネイビーやグレーのスーツは喜ばれる傾向が高いです!
シャツは白か淡いサックス?
出典元:https://style.nikkei.com
これに至ってはどういう理由があるのか全く分かりません!シャツはスーツやネクタイの色に合わせて決めると良いと思います。
ポケットチーフの色に合わせるとおしゃれだと思います!
個人的におすすめなのはデニム地のドレスシャツです。スーツにデニムシャツってどうなの?って思うかもしれませんが、おしゃれでかっこいいですよ!
私はブラウンのスーツにデニムシャツ、オレンジのペイズリー柄ネクタイで結婚式にいきます!全然ありですよ!
シャツの色に関しては全体のバランスを考えて決めていただければ良いのですが、シャツ選びとして1つだけ注意する点があります。それは、首回りです。
よく、首回りは指1本か2本入れば良いと言いますが、2本入ったら大きすぎです。なんなら1本入るか入らないかくらいで良いです。首回りが大きすぎると、ネクタイを締めた時にシャツの生地がよれてかっこ悪いです。
また、襟の位置が低くなり、後ろから見た時にシャツがスーツに隠れてしまいバランスが悪いです。
ネクタイは柄ものNG?
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ネクタイなんてなんでも良いじゃん・・・。
まあでも、ネクタイって真ん中に来るから意外と印象に残るんですよね。
ネクタイの色や柄はその人のセンスが一番出る部分だと思います。やはり無難なのはソリッドのブルー系です。ネイビーのスーツにもグレーのスーツにも馴染みが良いです。日本人の肌とも相性の良い色なので似合う方は多いと思います!
ただ一つ、ネクタイで絶対やってはいけないことがあります。それは蝶ネクタイです。蝶ネクタイしていれば、個性出せるし簡単におしゃれ出来るって思っているかもしれませんが、普通のスーツに蝶ネクタイは相性悪いです。
そしてそういう人に限ってチェック柄の蝶ネクタイとか選んじゃいます。もう最悪です。目も当てられません。(蝶ネクタイ派の人ごめんなさい)
靴に色は黒?形は内羽根ストレートチップがおすすめ
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これは黒のスーツ前提ですよね。
確かに黒のスーツなら靴も黒が良いと思います。しかし、グレーのスーツなら茶色が合うと思いますし、ネイビーのスーツなら黒でも茶でも会うと思います。
ただ、靴とベルトの色を合わせると統一感が出てまとまりで出るので、靴が黒ならベルトも黒、靴が茶ならベルトも茶が良いと思います!
そして、靴の形ですが確かに内羽根のストレートチップはおすすめです。内羽根ストレートチップのデザインは100年以上前から完成されてますし、ずっと使えるので良いと思います。
内羽根意外ですと、ダブルモンクもおすすめです!
個人的には内羽根の次にドレッシーな靴だと思っています。笑 ローファーは絶対NGとよく見ますが、私はそうは思いません。合わせが難しいだけでパンツの丈感と靴下の色さえ間違えなければかっこよく決まると思います!
スーツを着こなすポイント
まず、前述のとおり巷に溢れている結婚式の服装マナーは8割信じなくてOKです。スーツ業界の戦略的マインドコントロールだと思ってください。
それを理解したうえで、自分に合ったスーツを選びましょう。
スーツはサイズ選びが命です。同じスーツでもポイントを抑えるだけで何倍もかっこよく見せることができます。
・袖はシャツが1cm出るようにする。
・パンツの丈はワンクッションもしくはノークッション。
・ジャケットのボタンを閉めた時に、若干引っ張られて立体的に見える。
この3つを意識するだけで見違えるほどかっこよくなります!
・裾が2クッションでダボっとしている。
・ジャケットの肩幅が合っていなく、ボタンを閉めた時もきれいなウエストラインが出来ない。
・袖が長く、中のシャツが見えない。
上記の3つはNGポイントなので合わせて意識してくださいね。
まとめ
言ってしまうと、結婚式の服装で正解はありません。とはいえ、大切な事は新郎新婦のことを想う気持ちです。
新郎新婦はゲストの為に会場の装飾から、テーブルの飾りまで細かく選んでいます。そこに最後に花を添えるのはゲストの服装だと思います。新郎新婦が、後日結婚式の写真やムービーを見た時に、明るく楽しい雰囲気が演出が出来てるとうれしいですよね。
また、目上の方や、上司の方にお呼ばれされた際はその方の年代に合った雰囲気で選んでくださいね。
この記事によって、皆様の結婚式が何倍にも楽しくなることを願っています。