あの便所サンダルこと、ベンサンが今アツいのを知っていますか?
ベンサンというと、古い病院や施設で使われているトイレ用のサンダルです。
どちらかというとあまり良いイメージの無い部分が多いベンサンですが、今このベンサンがおしゃれにアップデートされているんです!
目次
BENCHのベンサン
”奈良の良品を世界の良品に”をモットーに、奈良の地域産業を発信するBENCH。名前の由来は、野球のベンチ。2軍という意味で、1軍ではないけどあったら嬉しいという意味を込めてつけられています。
そのプロダクトの第一弾として作られたのがベンサンです。
コスパ最強
もともとベンサンで使われいる素材に牛革のタッセルなどを組み合わせて作っているのでコスト的にも良心的です。
牛革の素材感や、タッセルの存在感からか、ぱっと見はベンサンに見えないほどの高クオリティー。このクオリティーで5000円前後の価格なので嬉しいですよね。
まさに、1軍ほどではないけどあったら嬉しいを叶えてくれる物だと思います。
耐久性も良い
安いからと言って決して粗悪なものではありません。元々の素材であるポリ塩化ビニルは耐久性、耐水性、抗菌性に優れています。元々の使用用途を考えると必要な機能ですが、ファッションで履くサンダルにおいてこの機能は珍しいですよね。
特に、耐水性と抗菌性は重要だと思います。素足で履くことも多いサンダルは、菌が繁殖しやすいですし、汚れても洗えるのでサンダルとしての清潔感はバッチリ守られます。
デメリット
メイン素材であるポリ塩化ビニルは熱に弱い性質があります。一般的に塩化ビニルは54℃~80℃の熱にさらされると変形するという欠点があります。
そんな高温なところ行かねーよ!と思いますが、真夏に車に長時間放置したり、直射日光の当たるところに長時間放置すると余裕でこの温度に達します。
つまり、いつでも履けるようにと車に入れて放置しておくと縮んだり、変形したりするので注意が必要です。
BENCHベンサンのサイズ感
ベンチのベンサンはサイズ表記がS~LLで表記されいます。メーカー基準としてS(23.5cm)M(24.5cm)L(26cm)LL(27cm)3L(28cm)となっています。
私は普段、スニーカーで26.5cmを履いていますがベンチのサンダルはLサイズでピッタリです。サンダルは、スニーカーと違ってつま先に余裕があるとかっこ悪いのでジャストで履くことをお勧めします。
また、全体的に包み込む履き心地が安定感もあり、サンダルにはなかなかない足付きの良さもありますのでかなり履きやすいです。
BENCHベンサンのおすすめコーデ
ベンチのベンサンは、思っている以上に何でも合います。しかし、日本のベンサン文化が根強いせいで、やはりベンサン感がぬぐえない部分もあります。そのベンサン感をいかに減らせるかで合わせやすさが変わってくると思います。偉そうに言ってすみません。(笑)
白ソックスとキルトタッセル
個人的に、ベンチのベンサンで王道スタイルと思っているのが肉厚のソックスにキルトのベンサンの合わせです。この組み合わせに一切ベンサン感はありませんし、なんならドレスの高級感も伺えます。
素材が塩ビなのでその他をいかにきれいに合わせるかで、ベンサンの見え方も大きく変わってくると思います。断然おすすめの合わせ方です。
柄ソックスと編み込み柄
キルトがついていないだけで印象がグッと変わります。よりベンサン感が出てしまうので同色ソックスで色の差をなくすとかっこよく履けます。この合わせをするだけで塩ビの素材感が革のように見えます。
素足でも履くなら黒がおすすめ
ソックスを合わせて履くのがおすすめですが、素足で履くことを考えるのであれば絶対に黒がおすすめです。ブラウンで素足だと完全にベンサン感が出てしまいます。
黒は光を吸収するので、塩ビ特有のビニール光沢がありません。なので黒を選ぶと変な安っぽさもなく、ソックスはもちろん、素足で履いてもバランスを取りやすくなっています。
色物なら白を選ぼう
白のサンダルってなかなかないですよね。5000円前後の価格帯で、おしゃれなサンダルが手に入るなら、多少の冒険もしたくなるはず。定番の黒は他のブランドで持っているって方には白がおすすめ。
ベンサンの佇まいと白の清潔感がなんともアンバランスな一品。これなら、ソックスでも素足でもかっこよく履けること間違いなし。
白は汚れるから嫌だって方でも、このベンサンなら水でさっと洗えば汚れも落ちるので安心して履けますね。
まとめ
あったら嬉しいを叶えてくれる、BENCHのベンサン。普段のコーディネートでも大活躍間違い無しなのですが、夏のレジャーや海に行く際に他の人と差をつけたいときにもおすすめです!
色々なシーンで大活躍間違い無しなので皆さんも1足手に入れてみてはいかがですか?