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【高級傘】前原光栄商店の傘がかっこよすぎる。

30代になると、ビニール傘を使うのが禁止って知ってましたか?・・・・・嘘です。

傘にも気を使えるメンズって素敵ですよね。雨の日しか持たないし、濡れなければ問題ないのに。そんな細かいところにも気を使える人は間違いなく仕事が出来ます。出来なくてもそう思われるはずです。

目次

高級傘の選択肢

 普段コンビニの500円のビニール傘で用を済ませてる方からすれば、傘なんてなんでも良いでしょう。しいて言うなら、折り畳み傘さえあればちょっと便利かなくらいの感じですよね。かつての私もそうでした。

でもね、前原光栄商店の傘に出会って変わりました。雨が待ち遠しい!!

イギリスか日本か

霧の街ロンドン(イギリス)。四季の国日本。どちらも傘の出番が多い国ですが、本当に沢山の傘ブランドがあります。選択肢としては、イタリアのオシャレでPOPな傘よりも、イギリスや日本の、堅実且つ繊細な作りのダンディー傘が圧倒的にかっこいい。また、スーツに使うことも考えると、シックなデザインとカラートーンで回りと差をつけたいところ。

高級傘を全部手に取った結果

所謂、1万を超えるような高級傘をデパートで全部手に取って、自分の目で確かめてきました。500円で用が足りるものをわざわざ1万以上出すなんてどんなものかと。

「高級傘 ブランド」なんかで検索すると、親切に人気高級傘ブランド○○選!みたいな安っぽい記事が出てくると思います。そこに出てくるブランドは確かに良いもので、デパートにもしっかりとディスプレイされています。しかし、その記事自体は実際に手に取った人が書いているわけではなく、ネットで情報を収集して書いてるのがほとんどだと思います。公式ホームページに行けば書かれているようなことしか書いていませんので、そのまま“おすすめ”と受け取るのには情報が足りない感じがします。

前原光栄商店1択だった

まず、イギリスやイタリアの傘は日本のそれと比べて3~5割ほど高いイメージです。デザインが気に入れば問題ないのですが、特記すべき高評価ポイントが見つからないの本音でした。有名なフォックスアンブレラは3万円以上出さないと骨の数が少なく質素に見えるし、スウィンアドニーなんて持ち手が太くて持ち辛い。日本人は手が小さいので合わないのかもしれないですね。

そんな中出会ったのが前原光栄商店の傘でした。

前原光栄商店とは

傘一つ一つをすべて職人が手作業で作り、日本の丁寧な物づくり文化への敬意を表しています。大量生産の時代だからこそ、昔ながらの製法を受け継ぎ、熟練の傘職人による加工にて今日まで製造を続けているブランドです。

前原光栄商店では傘を作る上での4つの工程を、特に熟練の職人が手作業にて作業をしています。

1、生地を織る

経糸を一本一本手作業で織機にセットし、織っています。甲斐織物の産地であった、山梨県の富士山麓にある、伝統的な機でゆっくりと時間をかけながら織っています。

2、骨を組む

角材を少しずつ削り、ステッキのような形状にしてから、徐々に熱を加え、まっすぐに仕上げます。そのあと、中棒に「はじき」を手作業で埋め込んで骨を組んでいきます。

3、手元を作る

木の種類によって、様々な曲げの方法があり、基本的には熱を加えて曲げるものや熱湯につけて柔らかくして曲げる方法などがあります。その手元には、天然の染料を数回に分けて何度も繰り返し塗って、きれいなツヤを出します。この塗りの工程で、丁寧に何度も繰り返し塗ることによって、使えば使うほどツヤの深みが増すようになります。

4、生地を裁断縫製する

1で織り上がった生地を傘の型に合わせて、裁断・縫製していきます。大量生産品では、生地を裁断する際に、10枚以上重ねて裁断し、効率を上げていますが、前原光栄商店では2枚重ねで裁断し、裁断時の精度を上げています。この裁断の作業が最終的に仕上がる傘の見た目を大きく左右します。

前原光栄商店の手元

前原光栄商店の傘では、手元の素材を選ぶことが出来ます。もちろん見た目に大きく影響する部分なので、見た目で選ぶのも大切ですが、素材によって重さや丈夫さなどの特徴が異なるので全体のバランスを考えて選ぶと良いかもしれませんね。

寒竹

寒竹の名前の由来は、晩秋から冬にかけて出るので、寒竹と呼ばれており、決して寒さに強いわけではない。この手元は、寒竹の地中部にある、地下茎を加工したもの。

丈夫さ
重さ 軽い
経年変化
名入れ

所謂、メープルの木。材質と木目は多少粗いが、密度が高く強度があり耐久性が良く、仕上りが美しい。

丈夫さ
重さ 普通
経年変化
名入れ

ヒッコリー

北米産のクルミの木。日本では絶滅したと言われており、昔からゴルフのウッド、スキー板などに利用されてきた非常に堅い素材。

丈夫さ
重さ 重い
経年変化
名入れ

マラッカ

ブリティッシュな雰囲気が好きな方はマラッカがおすすめ。マラッカは、黒い斑点が特徴で使ってく内にツヤが出てあめ色に変化。表面は堅く内部はやわらかく、高級品とされている。

丈夫さ
重さ 軽い
経年変化
名入れ

葡萄

素材は他と比べてやわらかく、若い時期に傷を入れる事により、節のようにもりあがりができる。写真のように、見た目に特徴があり同じ形のものがなく個性が際立つ手元。

丈夫さ
重さ 普通
経年変化
名入れ

エゴノキ黒

北海道から沖縄まで、日本全国で見られる雑木。滑らかな木肌に高級な艶の出る塗装加工をした手元。

丈夫さ
重さ やや重い
経年変化
名入れ

エゴノキ茶

エゴノキの木目を生かして塗装した手元。木ごとの個体差を楽しみたい方におすすめ。

丈夫さ
重さ やや重い
経年変化
名入れ

エゴノキ焼

エゴノキを焼き加工した手元。焼の濃淡や使うほどに出るツヤが魅力。よく手になじむ。

丈夫さ
重さ やや重い
経年変化
名入れ

籐(とう)

軽さ、柔らかさと強さを持つ素材。幹に枝はなく竹に似た節がある。丈夫で軽く弾力性があり、家具など工芸品に利用される。

丈夫さ
重さ 軽い
経年変化
名入れ

非常に硬く、粘りがあり強度も高く、耐久性に優れている。乾燥しにくいため、加工がしにくいのが特徴。木目を生かした赤茶色の塗装。

丈夫さ
重さ 重い
経年変化
名入れ

アッシュ

適度に硬く、重量がある。耐久性もあり加工しやすい。野球のバットやオートのオールにも用いられる。

丈夫さ
重さ 普通
経年変化
名入れ

アイアンウッド

抜群の耐久性と硬度を持つ硬質木材。美しい木肌が特徴。腐らない木として有名。

丈夫さ
重さ 普通
経年変化
名入れ

前原光栄商店のおすすめモデル

前原光栄商店では8本骨、10本骨、12本骨、16本骨と4種類の形状から選べます。16本骨がかっこよすぎるので、16本骨がおすすめです!傘のモデルを選んだあとに、自由に手元を選ぶことが出来ます。

TRAD16(DARKGREEN)× 寒竹


http://www.maehara-e-shop.jp

16本骨の美しさがきれいに表れる、TRAD16。そのシンプルなたたずまいだからこそ、敢えてのダークグリーンカラー。手元は寒竹で和装にも合う大人の傘です。閉じた時の細いシルエットもこの前原光栄商店の特徴。無駄がなく、文句なしの1品です。また、手元についているタッセルは、滑り止めの役割を担うものです。

公式ホームページでTRAD16を見る

SOLID16(BLACK) × エゴノキ黒

http://www.maehara-e-shop.jp

中棒に上級樫を使ったSOLID16。中棒にまで拘った高級感溢れるSOLIDには手元もエゴノキ黒で全体的にシックにまとめるのおすすめです。カジュアルからスーツスタイルまで、どんな服装にも合いますし、ワンランクアップした大人の雰囲気が出ます。タッセルとも相性抜群。

公式ホームページでSOLID16を見る

SHADOW16(BLACK/GREEN) × ヒッコリー

http://www.maehara-e-shop.jp

光の当たる角度で太幅のストライプが現れるシャドウストライプ。光沢感のある生地と裏面に違う色の糸で織りあげた高級感溢れる傘。単純にめちゃくちゃおしゃれ。雨の日はこれくらい華やかな方が良いかも。明るい色が内側なので、さりげなくおしゃれができますね!

公式ホームページでSHADOW16を見る

まとめ

大量生産の時代だからこそ、職人による手作りの魅力をより一層感じることが出来ると思います。今の時代、ビニール傘が当たり前になり、雨をしのぐという意味では十分事足りています。しかし、そんな時代だからこそ雨の日が楽しくなるような傘を一つ手に入れてみてはいかがでしょうか。もちろん、修理もできます。

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